私(園長)は卒園生を対象にした和太鼓教室で小学生を教えています
たまに 怒ってみたりしますが
正直 あまり厳しくありません
が しかし
子ども達は なかなか 上手だと思います (手前味噌ですが)
私の理念ですが (これは幼稚園 保育園も同じですが)
日本の既存の教育が担ってきた個人技の枠を越えたカリキュラムによって
一人ではなしえない部分をカリキュラムとして鍛えていくこと
これを目指しています
太鼓の合奏にしても 個人の練習の集積によってそれなりになるんです
正直 今までそうでした
今年からは 個人の努力の集積ではなく
子ども達の「連携」によって 結果を出すことを目指します
その仕組みを考えに考えて導入しています
まだ 完全ではないのですが いい感じになるんじゃないかと思っています
結局 一人でできることなんて 限られていますから
社会に出たら 思い知るわけです
これをカリキュラムとして 幼児期 児童期から導入したい
乱暴ですが 私はなるべく教えない
子ども達だけで学べるような下地はこの2年くらいで出来ています
前回 2年生の子が前回配布の紙を忘れて
次のものに進んでいくし
親切に教えてくれないしで きょとんとしていました
ここからですね さぁ どうするか
自分で考えて動いてもらいます
2年生でもです
放置はしませんが 待ちます
教えてもらって何とかできても 正直 二流三流どまりですよね
悲しいかな私自身を振り返ればそうなんです
しかし 今活躍している人たちは 勿論教わったのでしょうが
伸びたのは自分で考えて工夫したからです
だから 教わったこと以上に気付く
「教えてもらってないから」なんてことは 言わないはずです
(イチロー然り 香川然り 勿論スポーツだけではありません)
太鼓の子たちは 他のことでも伸びるようにしたいな