30日は福岡県私立幼稚園振興協会福岡部会の研修会にいってきました
講師は池間哲郎先生
NPO法人チャイルドサポートの代表理事をされている方で
アジアの貧困地域でボランティアをされている方です
内容は衝撃的でした
ごみの中から使えるものを拾って換金して生きている子ども
食糧がないのでダンボールなどをかじって空腹を抑えている子どもなど
過酷な状況です
家族がいる子ども達は
4~5歳くらいになると家の仕事を責任もって行います
仕事といっても
2~3キロ離れたところにバケツを持って水汲みに行く(しかし泥水です)
など 大変なしごとです
どの子も親を尊敬しています
夢をきくと
大人になるまで生きたい
おなかいっぱい食べてみたい
そういった言葉がほとんどです
池間先生は日本の子ども達は甘やかされすぎている
子どもの将来に甘やかしは悪いことしかない
と言われていました
この点
甘やかし≠かわいがる
この似て非なるものをしっかり峻別していないと
間違えるなとは思います
鵜呑みにして ひたすら躾を厳しく なんでも自分でさせればいい
と思わないほうがいいと感じています
(持たざるもの 持てるもの それぞれに悩みがあるものです 甘いといえばそれまでですが
この環境の違いは人に与える影響が大きいと思います)
池間先生の話しの中で
片親でも親がいるだけ まだ いい
親に甘えられるから
孤児達はそれも出来ない
とも仰っていました
ここは 大切な部分で大きなヒントになると思います
そして
ボランティアで大切なことは
自分が一生懸命生きること
余裕があるから与えるのではなく
余裕がなくとも少しでいいから わける精神が大切であると言われていました
人生の早い段階でこれに気づけると大きく変わりますね
本も書かれていますので
是非お読みになってみて下さい
機会を与えてくださった部会の先生方
有り難うございました
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