子ども達は日々成長します。
個人が着脱が一人でできるようになる、お箸がしっかりと使えるようになる、英語ができるようになるなど個々の(些末なとはいいませんが)能力をあげていく。
多くの教育はこれを得るためにしているように感じます。
勿論 個々の能力をあげることは可能性を拡げ、自己実現に近づくためには必須です。
特に幼少期は身の回りのことも含めて個々の能力を上げていく時期であります。
しかし、現代に足りないのは 対外的な能力ではないか(これも言ってみれば「個々の能力」ではあるが他のものが「対内的」であるので)。
コミュニケーション能力。
人は必ず団体に属します。規模は違えど家族、学校、会社、社会と属していきます。
コミュニケーション能力といっても 広い意味では交渉力、政治力まで必要でしょう。
そんな中で、子ども達に学んでほしいと思って行っているのが・・・・・
スリッパならべ。
??なんの関係がある?
マナーでしょう、これは。
そうです。マナーとしてスリッパを並べます。靴をそろえます。
しかし、トイレのスリッパは使った後に次の人が使うわけです。
脱ぎっぱなしでは使いにくい。だから 並べてあげよう。
これが普通にできる人になってほしいと思い、声かけをしています。
三つ子の魂百までといいます。
幼少期に何を教えるか。
人への思いやりは百まで残したいものです。